水の違いが稲の違いに
「日本一の田舎」岩手県胆沢町(現奥州市)。奥羽山脈の焼石連峰から西に広がるおっきな扇状地に位置する、
東北最大級の穀倉地帯。
日本三大散居集落の一つでもある、この地域は、その景観も見事な田舎っぷりを主張します。
地名そのままの胆沢平野には、その大地の持つ肥沃さに加え、
奥羽山脈から土や鉱物の栄養分をふんだんに吸収した水が胆沢川の流れとなって水沢地区にやってきます。山から湧き出た冷たい水は流れとともに、やがてほどよい水温となって平野に辿り着きます。その大地の恵みとともに佐々木文雄さんが丹誠込めて作り上げたひとめぼれです。もう気がつけば60数年、ここで、大地と会話を続けています。
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| 日本一の田舎を自ら宣言した岩手県胆沢町(現奥州市胆沢区)の扇状地。日本三大散居集落のひとつであるこの地域には、ご覧の通り、散在するように巨大な集落が形成されています。自然がそのまま残っている、まさに偉大なる田舎で、元気一杯にわんぱく小僧のように稲は育てられていきます。 | 「お〜、今年も元気に育ちやんした〜!」と、佐々木さんも元気いっぱいです。大地の恵みと佐々木さんの真心が、そのままお米のデキに乗り移っているような見事なできばえです。無事、育った稲を見る度に、毎年、我が子の元服に立ち会うような喜びと感動があります。見送る時には涙ぐんでしまいます。 |
育つ時は、やんちゃですが、こうして大人になるにつれて、謙虚に頭を垂れるんです。そう、立派に育つほどに腰は低くなります。あとは、皆さまのお役に立つために、この黄金色の稲穂から純白の米粒に装いを変えて皆さまのお手元に旅立ちます。大地の恵み一粒一粒が皆さまのお役に立ちますように。 |
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